12年越しのサイコパス診断テスト
投稿者:Mine (19)
仕事から帰り、コンビニ弁当を食べ終えた後に風呂に入る。
15分程で上がり、ビールを飲みながらダラダラとテレビを観たりスマホをいじっているとあっという間に時計は12時を指している。
これが社会人2年目の一人暮らしの俺の生活だ。
毎日家と会社を往復するだけの味気ない日々に嫌気がさす。
いつまでこの生活が続くのやら。
さて、明日も早いからもう寝よう。
電気を消そうと立ち上がった時にスマホが鳴った。
画面には非通知の文字が表示されている。
こんな時間に非通知の電話なんてまずロクなものではないだろう。
普段なら無視をするが、最近疲れが溜まっていてまともな思考が出来なかったんだろうな。
気付けば俺はその電話に出ていた。
「もしもし?」
『…ねえ。……答えは、分かった?』
声の感じからすると中学生か小学生位の女の子の声がノイズ混じりに俺の耳に飛び込んできた。
「はあ?」
『…答えは、わかった……?』
相手は同じ言葉を繰り返す。
「あのー、番号間違えてませんか?」
『……。』
無言。
「もう切りますよ?」
『………ユキト……。』
⁉︎
そこで通話は切れた。
ユキトって…俺の名前だ。
誰だよ、何で知ってんだよ…気持ち悪い。
次の日、電車の中で吊り革に掴まり流れゆく車窓の景色を眺めながら、昨晩の電話について考えていた。
あの電話の声、何処かで聞いたことあるような気がするんだ。
声だけじゃない、喋り方も。
誰だ?だいぶ昔のはずだ。確か……
短編に纏めようと四苦八苦しましたがダメでした。(Mine)
あはは、わかりますよ。タイトル見た時短編かな?と思ったのにけっこう長かったので苦労したのかな?と思いました。
なんかこう、感動的なBGMを付けたくなるようなラストでしたね。
この作者さんやるねぇ
久々に見る良い作品だ
何だかジーンときて涙してしまいました。
良いお話でした。
いいの読ませてもらった
凄く良い。
良きかな良きかな人の愛は哀しくも美しい
目頭が熱くなりました
きっと今後も見守ってくれていますよ
今後の作者さまに幸多からんことを
主人公は結局サイコパスかーい!というツッコミを掻っ攫ってくラスト、ええで
表面的には感動なんだが。。
化けて出るなら死んでもっと近い日付で対応出来なかったんかな。
それなら子供の記憶って事に出来るし。
24で出られたら気持ち悪くて次の恋にも行けないし。
この女が結婚してくれる訳でもないんだろ?
人生潰されてるような