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千歳楼

投稿された怖い話の中から千歳楼にまつわる怖い話を一覧で表示しています。

 

愛知県にかつて存在した旅館「千歳楼」。

実際に白骨死体が発見された事実もあり、様々な曰くが囁かれるこの場所には、どのような怖い話や噂が眠っているのでしょうか。

 

千歳楼の新着怖い話

 

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愛知県の心霊スポット「千歳楼」

中部地方、特に愛知県では知らない人はいないと言われるほど有名な心霊スポットが、ここ「千歳楼」です。

 

廃墟と化した旅館では2012年には実際に白骨死体が発見されるなど、様々な曰くが囁かれています。

 

このページでは千歳楼はどのような場所なのか、そしてどのような怖い話や噂があるのかを紹介していきたいと思います。

 

 

 

名古屋の奥座敷「千歳楼」とは

名古屋の奥座敷として有名だった千歳楼 (千歳樓、ちとせろう)は、愛知県春日井市にかつて存在した旅館です。現在は廃墟となっています。

 

玉野川渓谷(庄内川渓谷)に面する場所に位置しており、Wikipediaにも「心霊スポットとして知られている」と書かれているほど有名な心霊スポットです。

 

 

 

千歳楼の歴史

千歳楼は1928年(昭和3年)、千歳樓の社長・櫻井喜美夫の祖父が名古屋で料理店として創業しました。

1952年には株式会社となり、1954年に現在地に移転、旅館業を開始した歴史があります。

 

春の桜や秋の紅葉が美しい場所として、1935年頃から千歳楼がある一体は名古屋近郊の観光地として栄えるようになりました。

千歳樓もこの渓谷の風景と付近の定光寺を観光資源として、「名古屋の奥座敷」と呼ばれ、多数の客を集めたのです。

 

昭和30年頃までは賑わっていましたが、自家用車の普及などによって名古屋の観光客が他の地域に出向くようになり、観光客は減っていきました。

 

しかし、その後も陶芸家がよく利用する場所として、また、本格的な日本料理が有名で1994年には年商10億円近い売上があったようですが、そこから観光客は減少、2003年には6億円もの負債を抱えて倒産してしまいます。

 

 

 

廃墟、そして心霊スポットとなった千歳楼

2003年に廃業して以降、千歳楼の建物は放置され、2005年頃から荒廃していき、債権者らが窓ガラスを割って内部に侵入、室内金庫、高級食器、客が忘れていった腕時計や宝飾品などを次々に持ち出してしまったのです。

 

さらには管財人とも連絡が取れなくなり、取り壊すことも難しくなってしまったようです。

 

2008年には繰り返し不審火が発生し、2008年8月の不審火では、200平方メートルが焼けるという大火事となりました。

 

以降、不法侵入する若者への対策のため、防犯カメラやフェンスの設置、パトロールが行われています。

 

 

 

少年による通報で白骨死体発見

これが千歳楼で最も有名なエピソードかもしれません。

2012年8月、16歳の少年と名乗る人物からの通報により、千歳楼1階から身元不明の白骨死体が発見されました。

 

ここを寝床にしていたホームレスだったのでしょうか。

自殺した人だという噂もあるようですが、見つかった白骨死体の身元などは一切不明のようです。

 

 

 

千歳楼の白骨死体は周知の事実だった?

千歳楼の1階で白骨死体が発見されたことが報道されると、インターネットのある掲示板には、以前からそこに白骨死体があることを知っていたかのような書き込みがされました。

 

もしかすると廃墟マニア、心霊マニアなどの間では白骨死体があることは有名な事実だったのかもしれません。

 

 

 

千歳楼近辺では他にも事件事故が起きている

千歳楼1階で見つかった白骨死体以外にも、近辺では少し不気味な事件や事故が相次いでいます。

 

・千歳楼の目の前を流れる庄内川に、橋からトラックが転落。運転手が亡くなる

・2019年、川岸にて一部白骨化した死体が見つかる

 

など、この場所を心霊スポットたらしめる事実があるようです。

 

 

 

千歳楼で起こる心霊現象

実際に白骨死体も見つかった千歳楼ですが、この場所ではどのような心霊現象が報告されているのでしょうか。

 

ここからは千歳楼で囁かれている心霊現象や噂を紹介していきたいと思います。

 

 

 

発見された白骨死体はオーナーだった?

これはあくまで都市伝説的な噂です。

千歳楼のオーナーは、倒産後すぐに行方不明になったと言われており、実は見つかった白骨死体はオーナーだったとも言われています。

 

また、自殺したオーナーの死体を何者かが隠したなどとも噂されています。

 

 

 

突然電話が鳴る?

まだ千歳楼が中に入れたころの話です。

廃墟に侵入したある人がフロント近くに訪れた際、電気も通っていないはずなのにフロントの電話が鳴り始めた、という噂があるようです。

 

また、それに似たような噂として、ここを訪れると携帯電話が繋がらなくなる、文字化けするといったことも囁かれています。

 

 

 

絶対に立ち入ってはいけない千歳楼

廃墟、そして心霊スポットとしてあまりにも有名な千歳楼ですが、今は厳重に封鎖されており、一切立ち入ることはできません。

2017年には侵入した高校生9人が書類送検されています。

絶景の中に佇む千歳楼が魅力的なのはわかりますが、遠目から眺めておくだけに留めておいたほうがよさそうです。

 

 

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