だが、とにかくもう手元に置いておきたくないし、どうすることもできず、結局3000円で買い取ってもらうことにした。
もちろん子供の霊が出るから・・・なんて言えるわけもない。
「はぁ・・・こんなことってあるか・・・」落ち込みながら店を出ようとするオレの耳に
店員たちの信じられない言葉がかすかに聞こえてきた。
「あれ～先輩、この洗濯機また戻って来たんですか？何度目です？」
「いつもキレイなまま戻ってくるから、またすぐ売れるぞこりゃ、ははは!」
それ以来、その店にはもう二度と行くことはなかった。
前のページ
3/3
この話は怖かったですか？
怖いに投票する 30票
kamaです。こちらの作品は発表当初、ずいぶん賛否両論ありました。
心霊であり、ヒトコワかもしれませんね。
kamaです。原文を省略した際におかしな文章が残っていたので削除して直しました。
kamaです。文章内に洗濯機を粗大ごみに出すという表現があったのですが、現代では家電リサイクル法によって洗濯機を粗大ごみとしては出すことができないので、その部分は削除しました。
kamaです。細かく修正入れたせいか、あちこち不具合があり、４度目くらいの修正を入れました。
読んでいる途中の方、大変失礼いたしました。
ヒトコワでもあり心霊体験ですね。んで引き取ったリサイクルショップでは子供の霊が出ないのかな？
洗濯機で初めに子どもを死なせてしまい、しかもそれをリサイクルに出した親、それを多分知っててもうけ続けるリサイクル店。確かにヒトコワかも…。
↑親がわかっててリサイクルに出したとは限らないです。たとえばもう家に住んでることも出来なくて引っ越すときに廃棄したものが、業者によって勝手に流通させられたりとか、そんなこともあります。