オレにできるのは、一刻も早くこの部屋から逃げる事!
静かに忍び足で玄関に向かう。心臓の音がデカすぎてヤツに聞こえるんじゃないかと冷や汗が出る。そろりそろりと玄関へ向かう・・・が、
「バタっ」と音がする。風呂場のドアが開く音だ!!
「ヤバイ!!」
そこからはもう、どこをどうしたのか、オレは多分走りまくって逃げたのだ。
エレベーターを待つ余裕もなく、階段を脱兎のごとく走り降りた。
そしてそのまま駅まで走って通勤電車に乗った。
心臓が張り裂けそうだ・・・。
どうしよう、あんな家にはもう帰れん・・・。
そう思っていると、電車内で近くにいた男性に声を掛けられた。
「なんか水が垂れてますよ」
「へっ・・・?」
見ると、それはカバンに入れたスマホからだった。
スマホが水浸しでオシャカになっている。
しかもそれは、水じゃなくお湯・・・。
あの少し生臭い匂いのする・・・。
「ダメ・・・もうあの家には、とてもじゃないが帰れないっす・・・」
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kamaです。
こちらは以前書いたものがビデオテープに録画する話だったのを、現代風にスマホで撮影する、なんていうふうに変えました。あと、緊迫感を少し入れてみました。
ちなみにこれはボクの体験談をベースにしたお話です。
無事に帰宅できたのか気になります。そしてその後はどうなりましたか？
kama先生、、！投稿ありがとうございます！、
話がすらすら入ってきて且つ読み応えもあって面白い、先生の投稿を読むのがいつも楽しみです！
もはやファンです(((((
今回の話も本当に小説家って位にすごく面白くて引き込まれました、、！
これからも応援してます！
kamaです↑とてもうれしいお言葉ありがとうございます。
↑↑その後のことは、ご想像にお任せします。
大体の怪談ではすぐ引っ越しますけど、どうだったんでしょうね。
自分だったら、こんな時どうします??
いろいろ想像をふくらませてみてください。
ほら・・・怖くて眠れなくなったでしょ??
kamaさん、こんな上手に文章を書けてうらやましいです
これからも読ませていただきます(人”▽｀)
↑kamaです。ありがとうございます。
これからもお楽しみに。