霊の存在を信じるようになったきっかけ
投稿者:KIRIRI (5)
短編
2022/03/20
03:47
1,015view
これは昔、私自身が体験した不思議な話です。
私は、霊という存在を信じていませんでした、それは見た事も無かったからです。
霊感もあるとは言えず、そういった事柄は他人事に感じていたのは否めませんでした。
そんな私の前に現れたのは、母の仕事仲間でした。
その人は、自分は陰陽師だと言っていました。
私の身近には、そんな人はいなかったのでどちらかと言うと、少々馬鹿にした態度を取ったのを覚えています。
そういう態度だったので、伝わってしまったのでしょう、とある旅館の部屋で、私と母と友人と仕事仲間のその方と4人で話をしていた時に、その不思議な事は起こりました。
私の視界の端っこを白いものが落ちたので、タオルか、白い布がパサっと落ちたのだと思い、ふと横をみたのです。
落ちたと思った白いものが横にはありませんでした。
その反対側には、その仕事仲間の人がいます、その人がいいました、見えた?と。
まだその時は信じておらず、トドメを指すようにその人は私に、見えないからって馬鹿にしちゃダメだよこの旅館は古いからいっぱいいるからねと言ったのです。
その後、次の日の朝を迎えるまで様々な怖い思いをしました。
怖くなり、それからは霊の存在を信じるようになり決して馬鹿にしなくなりました。
ほんとに未だにとても怖くて不思議な体験の話です。
前のページ
1/1
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 8票
※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。