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不思議体験

ふどうさんによる不思議体験にまつわる怖い話の投稿です

江戸時代に池があった公園
短編 2021/11/02 04:45 1,119view

奈良時代(808年)創建の東京目黒不動尊
江戸城開場のきっかけになった五色不動の一つ 当時江戸の遊びは寺巡りで開場の元になったと云うことでそれは大層な賑わい
また富くじの寺でもあった為更に人が それだけ賑わいがあればもちろん色町もありかなりのもんだったという

売られるか貧しさで来るも女郎が多く 現代でもその名が残る家もある 参道近くに「神室坂/かむろさか」と云う坂があり 
花魁になる手前の子供達がその坂を上がって置屋に来場する そう「かむろ」というの女郎・花魁の前の子供の事を言うのです

そして目黒不動付近で女郎屋に務めても馴染めない父母が恋いなどで脱出する子も多く 道もわからず行く当てもなく追われたという
戦後に埋められたがその神室坂の途中に大きね池があったそうで 行き場を失った子が入水自殺が多々あったらしい

平成に入ってからその辺の企業や人家に色々なことが起きるという 夜中の雨の日、玄関に着物の小が立っている
犬がその公園の方を向いてよく遠吠えをする 今はそこは公園だが そこで怪我する子は女の子が殆どだと

これらは地元の僕らには言われ続ける話なのでどうもあまり思わなかったが 商売している時近所の企業の方がと交流がありちょくちょく
飲み会や集まり(神輿)があった その時ある部署の数名に聞いたのだが不思議なことがあったという

今年は4名の就職希望者がいて電話で受け面接をする事になったという 男性3名女性1名
当日男性2名女性1名は普通に来て面接は無事終了したという もう一人遅いね・・と話していたところ玄関あたりで小さな女の子
と遊んでいる男性が目撃されてたと 女の子の服は濡れているの??と思えたという しかし皆そんなに気にしなかった 大方公園で

遊んでて濡れたのんだろうと しかいもう一人の男性はその日結局面接に来なかったと

1.2日経ってもその男性は来ず 仕方なく履歴書に記載されている電話番号にかけたという しかし全然出ずその日はやめて
新たに次の日かけたと云う 「オタクのなになにさん来られないんですけど」すると??の母親の対応であった、ちゃんと説明して
訳を聞いたところその男の子は一年前海で溺れて死んでいたと聞かされたのだと、じゃあなんでここに履歴書があるんだ??
その部の方々は皆暗い気持ちになり恐れを感じたと云う

その履歴書があることが怖くて怖くて捨てるにもいかず結局目黒不動へゆき納めてもらったという
それからは何もないらしいが時を超えてこういう物はあるのだと思った

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