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ヒトコワ

峰さんによるヒトコワにまつわる怖い話の投稿です

山奥で見た不気味な看板「ぜったいに・・・」
短編 2021/10/03 21:27 1,246view
これは、知人が四年ほど前に体験した話だ。

廃墟の写真撮影を趣味にしている知人は、その日も四国のとある物件を目指して運転していた。

そこは山奥にある廃工場で、撮影にはもってこいのスポットだと言う。

しかし、狭くてデコボコの山道を運転しているうち、知人は道を間違えてしまったらしい。

道はどんどん細く急になり、次第に草がたくさん生い茂るようになった。

やばいかな、と思いながらも、来た道を戻るには狭くて不安定な道をバックしなくてはならない。

それが嫌で無理矢理進んでいたのだが、ついに車で進めないことはないが、どう考えても戻った方が良い……というところまで来てしまった。

そこでようやく知人は車を停めた。

参ったなあ、戻るにも面倒だなあと思った友人は、一応この先がどうなっているのか見てみようと、草をかき分けて獣道を歩いて進んで行った。

しばらく行くと道はまた広くなっていき、草も少なくなっていく。

お、これなら車でも進めるかなと思っていると、急にぽっかりとひらけた場所に出た。

草むらになっているそこには、古びた手書きの看板が立っていた。

私有地につき立ち入り禁止とかの看板だろうか。そう思い、知人が近づいてみると、そこにはただ一言、

「この先小さい女のひとがでるのでひとりで行かないで下さい」

なんだこれ、と思い裏側を見てみると、

「ぜったいに振り向かないでください」

不気味すぎて、知人はそのまま猛ダッシュで車に戻り、来た道を戻ったそうだ。

あのまま進んでいたら、いったい何が待っていたのだろうか。
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コメント(2)
  • 関係者以外立ち入り禁止
    より効果ありそうな看板ですなぁ。

    2021/10/03/23:38
  • ヤバい人の溜まり場とかあったりして

    2021/10/06/11:37

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