こんな噂がある。
それは自殺を考えるほど人生に絶望してる人の枕元にいつの間にか置いてある。“必勝！自殺マニュアル”なんてタイトルの一冊の本だ。その本は自殺の方法やコツなど自殺に関する事がたくさん書かれてる。しかもその内容の完成度はとても高く、百発百中千発千中必ず成功すると言われてる。
無事自殺を終えたらその本はいつの間にかなくなってる。そしてまた人生に絶望してる他の人の枕元に突然とやってくる。これの繰り返し。
けれど対処法はいたって簡単だ。そんな本が置いてあってもずっと無視し続けてればいい。そうすればいつの間にかなくなっている。でもそれをするには強い精神力と固い意志が必要だけど人生に絶望してる人にそれを求めるのはあまりに酷なことだ。だから実質は対処方法はないとも言える。
この話はあくまでも噂だけどもし人生に絶望してる時に枕元に見覚えのない本があったら注意して欲しい。その本は絶対に手にとってはいけないという代物だからだ。
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怪談というよりは説法に近い話だね。なかなかちょっとタイトルが取り上げづらいタイトルではあるけど。ちなみに実際に「完全自殺マニュアル」という本は発売されていました。買って読んだことがある。物凄い批判にさらされていたけど、アレを読めば自殺がいかに厳しく難しく、恐ろしいかよくわかって安易に自殺しようなんて思わなくなるなぁという感想を持った。トイレで自分の事を刺して刺して血をまき散らしながら死ねなくて結局飛び降りたとか、飛び降りたけど死にきれなくて血まみれで二回チャレンジしたとか、薬飲んだけど失敗してずっと長い間苦しみ続けたとかね。
そうですね。
怪談のお話をお願いしなす。