不気味な電話の話

昔から不思議な電話を取ることが多かったと思います。

私が子供の頃は携帯電話などなく、大抵の家庭には一家に最低一台は固定電話がありました。

我が家の電話は液晶画面のないシンプルなものだったので、着信があっても誰からの電話なのか分かりませんでした。電話口の相手が名乗らなければ、誰からの連絡か分からず、改めて連絡することもできません。名前を聞きそびれ、親に怒られたことは一度や二度ではありませんでした。

話が少しそれてしまいましたが、そんな中、間違い電話やイタズラ電話とは違うと思われる類のものがいくつかあるので投稿します。

・電話を取るといきなり私が昔好きだった子供向け番組の音声が流れてきた。(その後、相手と普通に電話がつながり会話しました。営業の電話だったと思います。)

・自宅にいるはずの母の声で「オフロはどこ？」と繰り返すだけの電話。(母の声に似ていただけでただのイタズラ電話だったかもしれませんが内容が意味不明だったので覚えています。繰り返す声はこちらが電話を切るまで続きました。１分位だったと思います。)

・ずっと水の音(波のような音)が流れているだけ。(携帯電話が出始めの頃で、通話料がものすごく高い時代なのでイタズラ電話とは考えにくいと思います。)

当時は幼かったこともあり不思議と怖いとは感じませんでしたが、今思い返すと結構不気味です。