「なにかおかしい」部屋

テニス合宿をするために静岡県の稲取にある合宿施設で体験をした夏の暑い時期の話となります。
事の始まりは合宿地である施設に到着をして荷物を置いた時からでした。
「なにかおかしい」と感じていました。

午前中の練習を終えて自分一人で部屋に戻って休息を取っていたのですが、自分一人しかいない＆部屋中のドアは
全て閉まっていたのにトイレの扉が実際に見て訳ではないですが勝手に開いたりなどしていました。
他の部屋ではそんな話を聞かなかったので「風の隙間で開いたのかな」と気にしないようにしていました。

午後の練習も終わり、夕食や入浴の準備に部屋に戻ったら閉めていたはずのドアがまた開いていました。

さすがにおかしいと思い管理人さんに確認をしたのですが、特にはそんな相談を受けたことがないとのこと。

一緒に来ていた友人に相談をして友人の部屋で寝かせてもらうことになり安心しました。
就寝して夜中の1:50頃にトイレに行きたくて共用トイレに行きました。そこが後悔の始まりでした。

共用トイレに行き用事を済まし部屋に戻ろうとドアを開こうとしたのですが全く開かず。
共用トイレのため鍵は一切なく一気に青ざめました。携帯ももちろん持ち歩いてなく5~10分は共用トイレに閉じ込められ時刻は2:00に。
さすがにパニックになりドアを叩いて外から人に助けてもらった時にはドアが開き助かりました。

次の日に別の管理人に話を聞いたところ、昔に共用トイレで自殺をされた方がいたとこのこと。もうその場に行きたくないなと感じた夏でした。