「なんや？人を焼きにいくんか？」と言うおばあちゃん

ある日彼女と2人で地元にある景色の綺麗な山に登りに行こうとなりました。

すると山までの道でおばあちゃんに話しかけられて、「なんや？人を焼きにいくんか？」と言われましました。

彼女と目を合わせていやいや〜と笑いながら流してまた歩き始めました。
そして山の麓まで歩いたのですが、いつもは山頂部は真っ暗なのですがその日だけ山頂が妙に明るかったのです。

そして彼女となんか出そうじゃない？としゃべりながらも山を歩いて登っていきました。
山頂にたどり着くと普段通り何もなく、綺麗な景色が広がっていました。

あの光はなんだったんだろうと話しながらも下山することにしました。
途中、行きに話しかけられたおばぁちゃんの話題になり、急に「人を焼きにいくんか」などと言われたのでとても怖かったよね。
などと冗談半分に話しながら歩いていましたが、山を下り終わる頃に彼女があそこみて？と言ってきて少し遠くにある木を指差して「あそこ誰かいない？」と言いました。

僕はそんな訳ないと笑いながら見ていたのですが、ふとみると白いものがなんとなく見えて、「え、なんか見える」と2人で言い、よく見てみると全身真っ白で足が透けて見えない女の人が木の影からこっちを見ていたのです。
2人で怖くなり走って山を降りそこから200mほど走り続けました。

今になってはあのおばぁちゃんが関係していたのかもわかりませんがかなり怖い体験でした。