ウーウー

やばいやばいやばい

「俺が何したって言うんだよ」

半泣きの状態で俺は走った。

化け物が追いかけてきている…

真っ赤な赤い目を光らせて「ウーウー」とうなりながらものすごいスピードで追いかけてきている

必死の逃亡もむなしく俺は捕まってしまった。

化け物の中には生き物がいてそれが俺を縛り付けた。

意味わからない言語を発しているが正直どうでもよかった。

今の俺はここからどう逃げればよいかで頭がいっぱいだった。

化け物たちは謎の施設へ俺を連れて行った。

施設の中には同じ見た目の化け物がうじゃうじゃいた。

俺は泣きながら化け物たちに引きずられた。

恐怖のあまり漏らして大声で助けを呼んだ。

化け物たちは俺をある部屋へ連れて行った。

部屋を見た瞬間俺は膝をついた。

部屋の中は真っ暗で鉄格子があり絶望そのものを表していた。