存在しないことにされた２人

店長と仲良く会話している光景も見たことがあります。
もちろん、I子さんのことも知っています。

これ以上はどうしようもないので、現在店長を務めている人の名前と勤務時間帯を聞いて出直すことにします。

帰宅してA母にコンビニであった出来事を話します。
なんと、A母は店長のこともI子さんのことも覚えていたのです。
何度か買い物に来たことがあるために、店長やI子さんとは面識があると言ってました。

A母は「そんなバカな、いないことにされるなんて、からかわれているだけじゃないか？」

と言ってきたんですが、Dさんはかなり真面目であまり冗談言う人じゃないんです。
真面目なDさんが存在感のあった店長とI子さんのことを知らないというのも変な話です。

居ないことにされるほどの何か悪いことをしたのか？
いや、それなら「辞めた」とでも言えばいいだけ。
そもそも居ないことにすれば当然「なんで？」と疑問を投げかけられるのは明白。

一体、店長とI子さんの身に何が起きた？
Aさんが助けを求めた怨霊が何かしたのでしょうか？

怨霊に助けられたAさんは今でも元気に過ごしています。
この前もメールでやり取りしたんですが、少し胃腸が弱っているくらいで特別どこも悪くしていないとのことです。

本当にAさん、大丈夫なんでしょうか？
怨霊の力があったとしたら、代償は何を支払ったのでしょうか？