釣りには怖い話や不思議な体験がつきもの

釣りをする人で、心霊体験や不思議な体験をした方は意外と多いのではないでしょうか？釣り人の間で有名な心霊スポットなどの話もよく耳にします。

かくいう私も、小さいころから釣りが大好きで、休日になるとよく父と海釣りに出かけていました。
今回は、そんな私が父と釣りに出かけた時に出くわした不思議な経験について投稿したいと思います。

少し昔のことなので具体的な場所は覚えていないのですが、近畿の三重県に釣行へ行ったときに体験しました。季節は初秋でイカを狙いにいった覚えがあります。

夜釣りでイカを釣ろうと考えて、暗い海沿いでポイントを探しながら車で移動していました。そこで発見したのが例の場所です。
その場所は昔からあるであろう防波堤で常夜灯もほとんどなく、懐中電灯を使わなければほとんど何も見えないような場所でした。

そして特徴的なのが目の前に大きな山があったことです。イカのシーズンなのですが、他の釣り人がいた記憶はありません。
そんな寂しい場所で釣りをしていたのですが、長い時間なにも釣れませんでした。次第に飽きてきた私は車に戻ってゲームをしていました。

するとその時、車の中にも届くくらいの声で父が騒いでいるのが聞こえてきたんです。
釣れたのかな？と思い外に出ると父は、山の方をじっと見ていました。
つられて、私もそちらを見るとなんとそこには大きく白い光がすごいスピードで山を下りていたんです。
民家など全くない、大きな山だったので人工物ではないし、人の動くような速さでもありません。あれは、いったい何だったのかは結局分からずじまいでした。
印象深い思い出で、今でも父と話しているときに話題に上がるくらい二人の記憶に残っています。