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心霊

スキー旅行で連れ帰ったもの・・・
長編 2020/11/14 14:36 1,251view
怖い話は信じる人と信じない人がいますよね。
私は私はもともと霊感が少しあるタイプなので、霊はいると思っていますし、信じています。ですが、大人になってからは、だんだん薄くなったようで、霊をみることはありませんでした。そして、20歳のときに友達といった旅行先で怖い体験談をしました。では、私の恐怖体験を紹介したいと思います。

友達と冬休みを使ってスキー旅行へ行くことにしました。
本当はもう少し豪華なホテルへ泊まりたかったのですが、ちょうどホテルなどが高い時期ですごく混むときだったので、良いホテルは満室だったり、高くて泊まることができなかったのです。

当時私たちは学生だったので、お金がなく、選択肢がたくさんなかったのです。。
そして、ようやく予約できたのは、見た目からしてボロそうなホテルだったのです。写真で見るからに古いホテルで廃墟とまではいえませんが、大きな地震がきたら倒壊してしまいそうでした。

ただ、スキー場から比較的近いホテルだったので、便が良く私たちの予算でも充分にいけるので、予約をしてしまいました。ボロボロなホテルだったのですが、泊まれれば良いやというくらいだったので、そこに決めました。

実際に直接見たら、見た目は少しボロかったのですが、内装は綺麗だったので、友達と「意外と大丈夫だね」と言って気にしないでホテルに泊まっていました。

部屋に入ってご飯を食べていたときはまったく問題がなく、お風呂に入ったりしていましたが、それも大丈夫でした。

寝る時間になったので、友達と3人でキングサイズのベッドで寝ることにしました。

ですが、私は夜中に女性の声でうめき声がしたのが聞こえました。
苦しそうな声だったのを覚えています。その声のおかげでおきてしまいました。

友達と隣同士寝ていたので、ちらっと友達の方を向きましたが、二人とも爆睡しており、まったくおきる気配はありませんでした。怖かったのですが、布団をかぶってそのまま寝ることにしたのです。

そして、朝を迎えました。特に変わった様子もなく、友達に寝られた?と聞いたら二人とも「しっかり寝れた。意外と大丈夫なホテルだったみたい」と言っていました。

私はそのまま女性のうめき声が聞こえたことは内緒にしておきました。
一泊二日でスキーに来ていたので、今日もスキー場へ行ってスキーを楽しむことにしました。そのときは、特に何事もなく、昨日の女性の声のことはすっかりと忘れてスキーを楽しんだのです。

その日の昼まではよかったのですが、夕方になり、いよいよ帰る時間になったら、だんだん具合が悪くなってきました。頭痛がして体中が重たくなって友達に「体調悪い」といっていたら「疲れたんじゃない?」といわれました。

確かに、体を思いっきり動かしたので、すごく疲れてしまいました。バスの中で休めばいいやと思い、バスの中で出来る限り体を休めることにしました。3時間くらいバスに乗って帰りましたが、まったく疲れが取れません。

あまりに疲れすぎていてどうやって家に帰ったかわかりません。
そして、次の日も次の日も体調がよくならなかったのです。熱を測っても熱はなく、病院へ行っても「ただの疲れでしょう」とあまり相手にされませんでした。1週間くらい疲れが取れずに学校を休んでいたので、私の大学の友達が様子を見に来てくれました。

そして、玄関にへ出たとたん、友達は驚いた顔で「ねぇ、どこへ行っていたの?」と聞かれました。「えっずっと家にいたよ」といったのですが、「最近一番近くでどこか遠くへ行ったのは?」と聞かれたので、「スキーへ行った」といいました。

そうしたら「スキー場のどこへ行ったの?誰連れてきているのよ?」と言われたので驚いて「どういうこと?」と聞きました。

友達は「私はおばあちゃんちがお寺だから、少し霊感があるんだけど、女の人がずっとあなたについているよ。今すぐお払いした方が良い」といわれました。体調不良もきっとそのせいだといわれました。

私はスキー場での出来事を話しました。古いホテルに泊まったら女性のうめき声が聞こえたこと、その次の日の夕方くらいから体調がずっと悪いことです。友達はその友達の祖父母の家に連れて行ってくれてお払いをすることにしました。

すぐに連れて行ってくれることになり、友達が車を出してくれました。場所はだいたい車で30分ほどで近い場所でした。連絡を取ってくれてお寺に入りました。

友達のおじいさんが出てきて、私の顔を見て驚いていました。「つらかったね。お払いをすれば大丈夫だと思うから」といってすぐにお払いをしてくれました。

30分くらいのお払いの後、なんだかすっと体が軽くなって、今までの疲れはなんだったんだろうというくらい良くなりました。私は本当にほっとしました。

ですが、その後不思議なことに、涙が止まらなくなったのです。私が「涙が出てくる」といったらおじいさんに「それは霊の気持ちだよ。きっと悲しい思いをして亡くなったのではないかな」といわれました。きっと私に気持ちが乗り移ってしまったのだと思います。もしかしたら、悲しいことがあったことを知ってほしかったのではないかなと思いました。

ですが、スキー場へ行ったのは、3人なのですが、なぜか私にだけ霊が乗り移ってしまい、つれて帰ったのです。友達は何もありませんでした。それも、やはり霊感がある人の方が感じやすいからのり移られやすいということを聞きました。

霊にとって、相性がよかったのでしょう。今までに霊をなんとなく感じたことはありましたし、小さいころは見ていた気がしたのですが、大人になってからはあまりありませんでした。「なんか気配を感じる」くらいだったので、まさか自分が霊をつれて帰ってしまうなんて思いもよりませんでした。
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