ダムの駐車場

ラ見してみた。

メガネをかけた30歳くらいの若造だ。

遠目からでも分かったが、何やら泣いて居るよ

うだ。

俺は男がメソメソ泣いてんじゃねぇ、とか思い

ながらも勝手に推理を初めたんだ。

きっと彼女に振られたんだ、それか嫁に浮気さ

された？いや待てよ、父親が病気て他界したと

か？

自分でもクソの様な性格だとは自負してます。

色々考えてたら虚しくなってきたので家に帰る

事にした。

そして翌朝、外を見ると晴天だ。

ベッドで死んだ様に眠る嫁に

俺「なーなー、今日何かあるー？」

嫁「ゔゔーん、何もないー」

と言われたのでまたバイクにでも乗ろうかな

っと思った。

時刻はすでに10時を回っていたが、昼ごはん前

にひとっ走りする事にした。

また例の如くあのダムへ、また自販機でコーヒ

ーを買いバイクを走らせる。

もうすぐあの駐車場って時に対向車がパッシン

グをしてきた。

俺は慌ててスピードを落とした。

するとダムの駐車場にパトカーが数台いるのが

見えた。

入り口には立ち入り禁止のテープも張られてい

る。

何事！？とか思っていたら、昨日の営業車らし