夏の娘と『お友達』

直前まであんなに詳しく細かく怪我した子の話をしてたのに、その後は全くその話を覚えていないのです。

さっきの娘、なんだかいつもよりお喋りだったし別人みたいだったな

そう思った瞬間、
1年前の夏季保育後も娘が頭を怪我した子の話をしていたことをはっきりと思い出しました。
そして、その年少時の夏季保育の直前、同じ園に通っていた上級生が事故で亡くなったことも。

ニュースと噂話でしか事故の話を知らず、コロナ禍ということもあり、亡くなられたお子さんとも親御さんとも面識はありません。
ただ、異年齢交流の盛んな園なので、事故に遭われた子と娘は一緒に遊んだこともあったかもしれません。

しかし、同じ園というだけで詳しくは知らないし、あまり首を突っ込むのも野次馬というか、不謹慎に思ってなるべく意識しないようにしていた出来事でした。

「頭怪我しちゃった子がいたの？」
「え〜？知らなーい！♫〜」
娘は道端で鼻歌を歌いながら雑草や虫を見るのに夢中になってしまいました。

2年連続で聞く様子のおかしいお友達の話
様子のおかしかった娘
同じ園ということ以外に接点は無いはずなのに、

急に事故の話を思い出したこと

ゾッとしてその時はその場でしばらく立ちすくみましたが、それ以来特に変わったことはありません。

しかし今、幼稚園最後の夏休みが近づいてきて急に不安になってきました。

また
娘が『頭を怪我したお友達』の話をしたら
どうしよう…

今年の夏も『ロッカーのところ』に『頭から血が出てる子』がいるのでしょうか