謎の生物

小学生の頃、中部地方のとある島に旅行に行った
そこで海水浴をして、特に怪我もすることもなく楽しく遊んで帰宅した

帰宅して３日後くらいに、左肩のハンコ注射の辺りが痒くて仕方なくなった
次の日には膿が溜まってでかいニキビみたいになった

塗り薬も効かなくて、あまりにも痒かったので、膿を搾りだそうと考えて、ニキビのてっぺんを爪でえぐって、思いっきりつねった

そしたら、「ﾌﾟﾁｯ！」て音がして、何かが飛び出した

拾ってみると、黒と白のまだら模様の、BB弾くらいの貝みたいな生き物だった
それが、膿と血に塗れて飛び出してきた

とにかくびっくりして、そいつが自分の肉を喰って成長してるんじゃないか、とつい考えてしまい、指で思いっきり潰した
潰した感触としては貝よりも虫に近くて、やけにあっさり潰れた
そいつはそのままトイレに流した

傷はその後普通に治ったけど、それからは海では絶対泳がないようにしてる