ホラー映画鑑賞

友人と皆で高校生時代にお泊り会をした時の事、

高校生と言う年齢もあって色んな事に興味が沸いて怖いもの知らずでした。

友人の一人が皆で何かＤＶＤを見ようじゃないかと提案。

皆で自転車でＤＶＤを借りに行きました。

そして言い出しっぺの彼が選んできたのは”呪怨”。家でＤＶＤ鑑賞が始まりました。

怖いのではないかと思ったのは最初だけで、幽霊が出てきても、

「こんなのはありえない」「むしろ面白くなってきた」と言って馬鹿にしていました。

翌日、泊りに来ていた友人は皆が家へと帰宅。

自分はその日の夜を一人で過ごす事になりました。

夜の12時頃、シャワーを浴びて部屋の電気を点けてベッドへと飛び込みました。

すると、”ピッ”という音と共に部屋の電気が真っ暗になりました。

驚いてベッドから飛び起きましたが、もう一度立ち上がって部屋の電気を点けました。

しばらく様子を見ましたが、電気は消えず、もう一度ベッドへと戻りました。

そして携帯に手をかけると、”ピッ”と言ってまた電気が消えます。

少し怖くなってきたのでそのまま布団に潜り込んで部屋の中で寝ようと何度も目を閉じました。

しかし、気になって眠る事が出来ません。

自分はそのまま布団の中で何時間も起きていました。

やはり気になる。

そんな感情が勝ってしまい、布団を捲って辺りを見渡しました。

すると、待っていましたかのようにクローゼットが一人でに空きます。

横開きのふすまのようなクローゼットなので、勝手に開くことは考えられません。

それ以降ホラー映画を見る事は止めました。