遺体入れ

妻から聞いた学生時代の話で、男女混合グループで遊んでいて「肝試ししよう！」ってなった時の出来事です。

そこは雑誌に載るほど有名な心霊スポットで、若気の至りというか遊び半分で行ったそうです。（妻は反対したみたいですが）

その場所は、車１台がギリギリ通れるぐらいの狭いトンネルで
そのトンネルの真ん中で車を停めて何か起こるか検証しようって話になったそうです。
妻は怖がりで「やめよう！早く帰ろうと！」言いましたが友達は「大丈夫や！」と言って聞いてくれませんでした。
友達の１人に霊感がある子がいて、突然「何かがこっちに向かってくるから、早くトンネルから出て！」
って叫びました！
さすがに危険を感じたのか、車を出そうとエンジンかけようとしても何故か、かからなかったそうです。

その間も何かがドンドンこっちに向かってると言う友達
泣き叫ぶ妻

何回かエンジンかけ続けたらエンジンがかかって、無事にトンネルから脱出しました！
後からその霊感のある友達に、何が向かってきてたのか聞いたら
「その場にいた、人数分の昔の遺体入れを持った人達が押し寄せてきてた」と言ったそうです。
その瞬間ゾクッとしました。
遺体入れとは、時代劇のコントでよく見る大きな桶のことです。
遊び半分は絶対ダメです！