怖ヤバいお店

私が初めてアルバイトを始めたのはビジネスホテル内にあるチェーンのレストランでした。

ここは宿泊客だけでなく外からのお客様も入れる店でしたが、立地が悪く、平日の営業は朝から晩まで営業しても

売上１万円行かないこともざらでした。

その日私は昼からのシフトで、先輩と店長と3人で営業をしておりました。

ランチタイムが終わりディナーの準備に入りますが、そのまま通し営業なので普通にお客様は入って来られる状況です。

先輩と二人でさっさと終わらせてしまったので、16時前には全てのセッティングが終わってしまいました。

すると店長は買い出しに行ってくると言い、店には２人だけ。

バックヤードでお互い時間を潰していると

ピピピピ・・・ピピピピ・・・

お客様が入ってきた時にバックヤードから流れる音が鳴りました。

先輩がお客様を席へ案内しに出て行ったので、私は水とメニューを準備して向かいました。

『ご注文がお決まりになりましたら御声掛け下さい』そう言って私は水とメニューを置き、レジ裏へ。