さらばだ友よ

1年前に親友Sが亡くなった。

詳しい原因は割愛させてもらうが、
私含めて彼と親しかった人たちは未だにその事実を受け入れられなかった。

私が高熱で寝れない日が続いていたある日

悪寒がひどく真夏の熱帯夜の中、
冷房も付けずに布団にくるまっていたらようやく眠りにつくことができた。

すると夢でSが

「〇〇起きて！！起きて！！」

と私の体をゆすって起こそうとしてきた。

うるさいなと思いながら起きるとベット一面が汗でびっしょりになっていた…

早く水分補給しなければならなかったがその時は涙が止まらなかった。