父の置き土産？

父が突然の病で亡くなった時の話です。

葬儀や手続きが終わり、残った母の生活用品を買う為にディスカウントショップに行きました。普段行かない店でしたが生前、父と買い物に行った数少ない店にたまたま行きました。

母は足が悪く買い物に行く事が困難な為、日持ちするような食材や日用品を買いました。

かなりの金額を購入し、これもたまたま金額に応じてくじ引き(商店街のくじ引きのようなガラガラ)の券を3枚貰えました。どうせ末等しか当たった事が無かったので引かずに帰ろうと思いましたが、場所が父と甥っ子達と遊んだ思い出のゲームコーナーの前だったので引いてみることにしました。

意を決してくじを引くと案の定、1回目はポケットティッシュ。。。

しかし2回目を引くと金色の玉！1等の6000円分の商品券が当たりました。

私達、家族や周りのお客さん、お店の店員さん達も大騒ぎになりました。

そのまま喜んで商品券を貰って帰ろうとした所、もう一回残っていると呼び止められ、もう1つティッシュを貰うつもりで回すと、また金色の玉！立て続けに商品券が当たり12000円分の商品券を手にしました。

たまたま来た店でたまたまのくじ引き。

亡くなった父からの家族への送り先だったと信じています。

それから5年後に後を追うように母も他界。母の時には何も有りませんでした。。。