認知症の祖母は晩年「天井から人が降りてくる」とよく言っていた。いつも同じ部屋の角から降りてくるらしいが、両親や親戚は認知症からくる幻覚と決めつけてろくに取り合わなかった。しかし私にはあの怯えようは尋常でないもののように思えてならなかった。やがて祖母も亡くなり、遺品の整理のため祖母の部屋に入った。ふと視線を感じ天井を見上げると、角からギチギチに詰まった祖母が降りてくるところだった。
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kamaです。短いけどそれだけに衝撃的な怖さが伝わってきますね。
タイトル「つの」だと思った
今度は、私が祖母のようにおびえるかも
こんな時に「やあ婆ちゃん、よく来たね( ･ω･)ﾉ」と普通に挨拶すると、向こうも急に和んで和気藹々になると聞いたね。