奇々怪々 お知らせ

ヒトコワ

ロイドブラザーズさんによるヒトコワにまつわる怖い話の投稿です

アケビ様
長編 2021/09/11 18:49 13,700view
俺がとある田舎町で住んでいた時の話

俺はいわゆるノマドワーカーってやつで

動画や画像関係の仕事をフリーランスでしている

フリーランスってのは気楽な反面、自分自身の働きが収入に直結するため

お金がそこそこ溜まってもなかなか贅沢はできない

もしもの時に食いっぱぐれないように数年は暮らせる貯蓄を常にしていないと安心できないんだ。


貯蓄っていうのは固定経費が少なければ少ないほど多くできる

そんなもんだから俺は好んで田舎に住んでいた。

田舎だと物価が都心に比べて破格に安い

家賃も飯代も三分の一くらいになることもあった

娯楽も何もない田舎だがうまい飯と自然が好きな俺には全く不便もなかったし

所々排他的な村や変わった風習がある村もあったが

数年ごとに好きな田舎をピックアップして移住するこのノマドライフを俺は気に入っていた。

そんな俺が何度目かの移住後

家賃がさらに安い山奥で暮らしたいなと考えていた矢先

見つけたのがこの村だった。

ここでは仮にA村としよう

A村は四国地方にある山々に囲まれた小さい村だった

当時A村では自治体の過疎化対策の一環として

家賃がほぼかからずに移住ができるというPRをしていて

俺には願ってもない条件で移住者を募っていた。

早速現地に話を聞きに行ったが

村長も村人もみんな親切そうで

心配の種だった電波も問題なし

俺はすぐに移住を決めた。

移住初日、村人たちが公民館で村の決まり説明してくれた。

まあ都会に住んでるとありえないかもしれないが

田舎には田舎のルールがある

ゴミ捨てなど一見普通そうなルールもあれば
1/9
コメント(4)
  • アケビって、はぜるんだっけ?

    2021/09/11/20:55
  • 四国のどこだろ…

    2021/09/13/18:36
  • 北関東とか甲信越とかにもありそう

    2021/09/17/11:38
  • もう「四国」とあるだけで、やはりなと思ってしまう。

    2021/11/02/13:51

※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。