次々と痛い目に遭う従業員とクレーマー

私は上司にHさんへの不満をぶちまけてしまいます。
上司は黙って聞いてます。
それでも私の悲しみと苦しみは消えることはありません。

つい、こんなことを口走ってしまったのです。

「私が神様になったら天罰下してやる！」

上司は驚いた表情を見せましたが、私の長々とした愚痴を黙って聞いてくれました。

勤務時間が終わり、私は帰宅しました。
家族に事情を説明し、家族は私は悪くない、元気出せと励ましてくれました。

そしてあることを思い出しました、Aさんがかつて辛い目に遭わされた時に怨霊に助けを求めたことを・・・。

私は早速Aさんにメールします。

私が体験した出来事、Aさんが助けを求めた怨霊の名前、祀られている場所のことも聞きたかったのです。

Aさんからこんな返事が返ってきました。

Aさん「怨霊の力を借りなければならないほどの事情があるの？」

私「今回のクレームの件も辛かったけど、実はもっといろいろな悩みがあった」

私はクレームのこと、仕事先の人間関係のこと、先輩からパワハラを受けて悲しい思いをしたこと、職場で孤立していたこと、過去にHさんとトラブったことも全部話しました。

Aさん「そっか、いろいろ辛かったんだね」

Ａさんはそこまで追い詰められているなら・・・と協力を申し出てくれました。

私は２～３日仕事を休み、Aさんの家に行きました。
Aさんに連れられて怨霊が祀られている場所に願掛けに行きます。
私はこう願いました。

「私はどうなってもいい、だから力を貸してください！」

「私はクレーマーのせいで大変な目に遭わされました！」

「上司も同僚も誰も助けてくれませんでした！」

「もう、悔しくて悔しくて気持ちが収まりません！」

「お願いです、Aさんの時のように私を助けてください！」

そして、自宅に戻ってお風呂に入っていた時のこと。
私の頭にあるメッセージが浮かびました。

？？？「あいつは用済みだ」

私はピンときました。
おそらく怨霊からのメッセージでしょう。
あいつとはおそらくは私に絡んできたクレーマーです。