ラップ音の嵐

会社の営業の先輩は離婚してて、部署は違うけど私が入社した時には既に長年独身生活でした。その先輩が最後の時期の前、体調の異変を感じて自ら病院に行ったのを聞いた時、責任感が強いと思えました。その少し前、朝礼でまた帰ってくる様な事を言ってた記憶が私の中に少し残っています。なんとなく会える事の最後の様な気持ちがしてました。
後からならなんとでも言えるかも知れませんが、亡くなった時の少し前から目には見えないけど、朝礼に参加してるのを感じてました。と言うか、再び立っている姿を想像してたのかも知れません。
　私の旦那にとっては、課は違うけど営業の先輩でした。
ハッキリと覚えてませんが、翌日は会社の休業日で旦那は疲れて昼寝で爆睡中、私が一人で残っていた部屋が次第に頭上の四面の壁がラップ音の嵐に！何？なにーー？
　パキパキ、パキパキ、段々ドラムを叩くように音がなってく。
　2階の北の部屋に居たので、とにかく部屋のベランダの窓、東の窓、扉、階段、全開に開けた。旦那が寝ている場所以外。
でもベランダの窓から外へ飛んで出て行くのを感じて、その後酷いラップ音の嵐は静まりホットしました。

少し前から私の部署の御長老先輩から聞いたのだが、実家で一人暮らしで、風呂場で子供が遊んでいる、いるのみえるのが怖いと…言っていたらしいです。

続きは、その営業の先輩のお別れ会の話へ。
　聞いてくれて？読んで下さりありがとうございました。