奇々怪々 お知らせ
           
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心霊

田舎に帰った夜、お寺に泊まることになり…
中編 2020/12/17 15:59 662view
■此れは私の父親に起きた霊現象です。私が小学生の5年生の時に父親の田舎に家族で帰った時の話で、父も歳で実家が在るわけでは在りませんでしたが先祖のお墓がお寺に在ると言う事でした、しかし,行ってみると石が置いて在り何処だかはっきりとは分かりませんでした。

■駅から車で1時間程行った部落と言った処で、この村の男性は殆どが父の所に出稼ぎに来ていたので、毎日家に泊まって行ってくれ、と言われ最初は2泊の予定で行ったのですが、半月にもなってしまいました。私も子供だったので、友達が出来て毎日楽しく遊び回っていました。

■色々な人の家に泊まりとても大切にしてもらいました。その日はお墓参りをして住職と話が弾みお寺に泊めてもらう事になりました。とても広い部屋で落ち着いた雰囲気の部屋でした。11時頃に寝たのですが、父のうめき声が聞こえて来たのです。余りにも凄いうなり声だったので逆に怖くて近づく事が出来づ布団をかぶって寝たふりをしていました。1時間はうなされていた気がします。そのうちに寝てしまいました。

■朝になって父が昨夜の事を話し出したのです。寝ていると襖の上の写真から人が抜け出して来たそうです。最初は1人だったのですが2人、3人と増えて行き10人程は居たのだそうです。父の布団の周りを取り囲み行こう、行こうと言っていたそうです。中には鎧兜の人もいて、亡くなった知り合いや、身内もいたそうです。父の顔色が青ざめていた事を覚えています。朝食を頂き住職雑談をしていましたが、住職がもう一晩泊まって言いなさいと言う話をしていたのを聴いていました。しかし、父は昨夜の話をし始め何十年も来ていなかったから、迎えに来られてしまいました。すると住職はそうでしたか、お経を上げましょうと言って、朝食を終えてから本堂に行きお経をあげてくれました。私は子供心に何事が起きているのだろうかと恐怖に近い感じで座っていたのですが、早くこのお寺を離れたいと思っていました。その夜は違う家に泊まりましたが、父もお酒で酔った様で、昨夜の話を始めました。襖の上の壁から人が顕れ布団を取り囲んでいく様を上手に話し始めたのです。誰が言っているのかは分からなかったそうですが行こう、行こうと聞こえて来たそうです。

■何とも言えない不思議な出来事が在りましたが、まだ私が小学生だったために友達と遊ぶ事の方が大事でした。しかし、父はその日を境に帰る準備を始めました。
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