排気口からこちらを見つめる「目」

これは私が幼稚園～小学生くらい（詳しくは憶えていませんが…）のころ経験した話です。
今もその時のその場面のことだけ何故か鮮明に憶えています。

それは休日のことでした。
家には自分一人で、いつものようにテレビゲームをやっておりました。
何の気なしにふと視線を壁の上にやったのです。

その時の部屋の間取りというか配置というのが、テレビが壁側にあってその後ろに窓みたいな配置でした。
で窓側の壁なので壁の上のほうに換気口？がついていました。

当時部屋についていた換気口が、３cm角くらいの穴が何個があるようなタイプで「閉」状態だと全部穴がふさがる仕組みで「開」状態だと外とつながるみたいな…
「開」状態でも外側にフタみたいなものがついてるので穴から景色が見えたりはしない構造です。

話は戻りまして、そんな間取りで、ふと視線をテレビからはずしたときに排気口のほうに視線がいきました。
その時の排気口は「開」状態だったのですが、

なんと排気口の穴の１つからこちらをジッと見ている「目」があったのです！

もちろん排気口の外には小さいフタがあるので外から覗くなんて不可能なはずです。。。
ましてやそこは4階でした,,,

そしてその「目」と私の視線が合った時「目」は閉じたのです…

今そんな場面にあったら怖すぎて腰を抜かしていると思うのですが、
何故か当時の私は何も感じませんでした。。
というか「あ、目だ」という感じでした（笑）
そういった感じでしたので、特に怖い感情などなくゲームに戻ったのを憶えています。

親が帰宅したときに、さっきこんなことがあってという話をしましたが、もちろん親も信じることもなく、私も別に大したことではないと思っていたのでその話はサラッと流しました。

今思えば本当に不思議な話で、それが霊的なものなのか不審者的なものなのかもわかりません。
恐怖を感じなかったことも、その場面だけ鮮明に憶えているのも不思議です…

皆さんも排気口が「開」状態の際は「目」がこちらを見つめてるかもしれませんよ…