寮で体験した怖いこと

私が怖い体験をしたのは、学生の時です。その時、実家から離れて寮で暮らすことになったのです。一人暮らしをすることになり,とても戸惑いがありましたがこれから先のことを思うと嬉しい気持ちもあったのです。ところが、そんな気持ちが吹っ飛んでしまうことがありました。ここでは、そのことについてお話します。

私たちは、寮で一人づつ部屋があったのでそこで自由に暮らすことができていました。ところがある日、とても怖いことがあったのです。それは、窓で人がノックするような音がしたのです。聞き間違いだと思って、最初はそんなに気にしていませんでした。
ところが、翌日も同じことがあったのです。しかもだいたい同じ時間なのでそのことについても、不気味に感じていました。それが起きるのは、夜の１２時頃です。決まって、私が寝ようとした時にノックするような音がするのでその時からしばらく寝ることができませんでした。ノックは一回だけです。外を見ることも怖いのでやめていました。

ある時から、その音がしなくなったのです。そのことから、私もそのようなことがあったのを忘れていたのです。しばらくたち、３ヶ月後ぐらいにとんでもないことを経験することになったのです。
それはあるときに寝ていると、ベッドの下から声がしたのです。その声は、女性のものでした。とても怖くなり、その窓のことを思い出していました。ここに来たのかと、動くことができませんでした。
すると、ベッドの下が動いたような感じがしたのでそこを見てみたのです。すると、この世のものと思えないような顔つきの女性がそこに顔だけでいたのです。顔だけ私を見ているのです。とても大きな目でした。しかし顔は真っ青です。

そのようなことがあったので、これはやばいと思うようになりそこから別のマンションに引っ越すことにしました。それは、今でも恐ろしい事として覚えています。