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妖怪・風習・伝奇

イエティさんによる妖怪・風習・伝奇にまつわる怖い話の投稿です

物の怪バスターズ
短編 2021/03/22 13:26 3,204view
百物語って知ってる?
ろうそくを100本立てて、怪談を一つ話すごとにろうそくを一つ消す。

100本目を消すと物の怪が現れる、ってやつね。
服装とか諸々細かいルールは知らない。

中学生の頃から毎年、お盆休みになると友達6~7人でコテージに泊まりに行く。

日中は外で野球やテニスしながらバーベキュー。汗をかいた後は川遊びして温泉。
夕方からまたバーベキュー開始って感じ。

成人してからは夜は酒飲んで、トランプしたり語り合ったり。
山奥だから星が綺麗で、道路に寝そべって星空を眺める。

朝までエロトークしてちょっと寝て帰るって感じ。
去年はコロナで行けなかったが、一昨年もコテージに行ったんだ。

コテージに向かう途中、バーベキューの肉や川遊び用の海パンなどを買うために、
田舎の小さ目なショッピングモールに行った。

炭を買うためにホームセンターにも寄ったんだけど、そこでろうそくを見つけた悪友が
「今夜百物語やろうぜ」と言い出した。

みんな乗り気で、俺たちは小さめのろうそくを約100本購入。

夜まで例年通り遊んで、時刻は深夜1時。

6人で、ろうそくを囲んで話し出した。

中にはゾッとする話もあったが、全く怖くない話だったりエロ話だったり、
それなりに笑いありきで進行してた。

朝までやる気力もないから短い話をポンポン話して、2時間ほどで残り4本。
ここまで話さずにいたとっておきの怪談を話してやった。

最後の一人が話し終える。
部屋が真っ暗になる。


「「ドン!!!!!!」」


と部屋に鈍い音が響き渡った。

「やばいやばいやばい!!」
「こわすぎやべえごめんなさいごめんなさい」
「びびりすぎだろお前らwwww」
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コメント(1)
  • やっぱり効く効かないは別にして、物理法則が通じる相手だとなんて言うか、ホッとする。この感覚わかる人いるかな?

    2021/09/12/16:27

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