幽霊トンネルと夢の話

小学校の頃の話です。

僕自身が小学校の頃なので1990年代後半頃の話になります。

地元の川を歩いていったところに幽霊トンネルと言われているトンネルがありました。

幽霊トンネルとはいっても行き止まりや人通りが少ないトンネルではなく、駅に向かう途中にあるよくあるトンネルでした。

その日は小学校の友人たちと夜中に行くと幽霊が出るという、しょうもないうわさを検証するべく、夜の11時頃そのトンネルに行く約束をしました。

当然親には止められましたが、好奇心には勝てず寝たふりをしてこっそりと家を出ました。

友人たちともうまく合流し、実際に幽霊トンネル現地に着きました。

30分ほど何度も往復したり話したりしましたが、特に何も起こらずその場は解散になりました。

しかし、その数日後の夜、いつもどおり普通に眠りにつくと夢を見ました。

夢では例の幽霊トンネルに自分がいて、白い装束の女性の幽霊のような人に追われている夢でした。

結果として夢の中では追いつかれ、背中を刺された？タイミングで目が覚めました。

正直これだけでも個人的には怖い夢でしたが、起きたとき背中が少し痛かったのです。

心配になり鏡で確認したら特になんともなかったのですが、痛みは30分くらいジワジワあり怖かったです。

今となっては僕自身の思い込みが起こした夢だとは思いますが、当時はしばらくトンネルが怖くなったのを覚えています。