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心霊

Zeqhoさんによる心霊にまつわる怖い話の投稿です

あれは誰、、?
短編 2023/02/11 09:11 1,327view

これは、私が学生の時実際に体験したお話です。
ある夏の日私は友達4人(私・A・B・C)で霊が出るという噂の廃村へ肝試しをする事になりました。
夜中の1時、近くの駐車場に車を止め、そこへ到着した私たちは1回辺りを散策しようと二手に別れ、村を一周し集合地点にまた戻ろうと決め、一旦別れます。

私「Aは霊感あるんでしょ?」
A「なんとな~くだけどね~」

そんなとりとめもない会話をしている間に集合場所へ到着、BとCとも合流しました。

A「そっちどうだった?」
B「なんかちょっと大きめの建物あったから行ってみようぜ!」
C「もうやめようよ~帰ろう~」

お調子者のBの押しに負け、渋々私たちは見つけた廃ビルへ向かうことにしました。

そこは2階建ての建物で入り口は2つ、その入り口の上に(2階と思われるとこ)窓がありました。
するとBが

B「ジャンケンして負けた奴が2階のあの窓に行って皆に手を振って戻るっていうシンプルで普通に怖いゲームやらん??」

と言い始めAとCは嫌がってましたが、私はせっかく来たから何かやってから帰ってもいいと思いBに賛成しました。
私自身全く霊感等無いのでこの時はまだ霊の存在は信じていませんでした。
私とBの説得によりAとCから了承を得ていざジャンケン

皆「ジャンケンポン!」

B「ぐあ~~!!」

Bが負け、怖がりつつも「行くか~」と言いつつ背中を向けるB

B「、、置いてくとか無しよ?」

「わかったからはよいけ」とAに言われ私とCもBに激励を送った。

しばらく経つと2階の窓から手を振ってるBが見えたので私たちも手を振り返す。
Bがいて安心する私たちの所にまたしばらく経ってからBが戻ってきた。

B「いや~怖すぎでしょここ~やばかった~」
AとCもお疲れお疲れ~と言っている。
私「でもちゃんと2階行けてよかったじゃん、階段とか大丈夫だった?」

そう私が聞くとBが目を見開いたまま

「「「え?2階行ってないけど」」」

・・・

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