奇々怪々 お知らせ
           
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心霊

ツカマエタ
中編 2021/03/02 10:31 4,782view
知人に聞いた話。

行きつけのバーで、よく怖い話を語り合うKという飲み仲間がいた。

自らパワースポットや心霊スポットに赴き、無理やり実体験してくる、
という手法がKのやり方。

地元の小中学校から語り部の仕事が来たり、
大学の心霊系のサークルにお呼ばれする、ちょっとした有名人のK。

そんなKが、高校時代に経験したとある話を書こうと思う。
ちなみにこの話は、何か事情があるのか、フラッシュバックするからか、
俺以外には誰にも話せずいたようだ。

ここからは、K目線で書きます。



季節は春。
高校に入学したての俺は、同級の不良どもと学校をさぼり一緒に煙草を吸っていた。

今思うと恥ずかしくて仕方がないが、カバンに「喧嘩上等」と書かれたステッカーを
貼っていたり、肩がぶつかった相手に速攻喧嘩を売ったり、
まあどこにでもいるただのヤンキーだった。

ただ、俺には致命的な欠陥があった。

そう、喧嘩が引くほど弱いのだ。

特にスポーツの経験もなく、映画「ロッキー」で得たボクシングの知識のみを武器に、
連戦連敗を重ねていた。

ある日の放課後、先輩に煙草を吸っているところを見つかり、
あっという間にシメられた。

運悪く一人で、4人の先輩に絡まれた時点で負けを悟ったよ。

でも、その日無性にむしゃくしゃしてて、
いくら殴られても蹴られても、刺し違えるつもりで抵抗してた。

そしてなんと、4人中2人をボコボコにした。
いやあ、ロッキー見ててよかったよ。

ところが、生き残った二人が誰かに電話し始めた。
その時点で俺はもう意識が朦朧としてたから、うろ覚えなんだけど。

確か「一年のガキシメるから人数連れて〇〇に来て」
とか言ってたと思う。
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記事編集(作者用) 作者プロフィール
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コメント(6)
  • うそだろ………

    2021/03/02/12:51
  • え?おわり?

    2021/03/03/23:45
  • その後が知りたいー!

    2021/03/04/01:08
  • いやオチが不完全燃焼すぎる

    2021/03/04/19:41
  • その後どうなったのよ、生きて戻ってきてるんだからあるでしょその後が

    2021/03/11/16:28
  • チェイス開幕の臨場感は好き

    2021/03/22/21:43