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不思議体験

音松さんによる不思議体験にまつわる怖い話の投稿です

近所に住んでいるおばあさんではない…?
長編 2022/12/01 21:37 3,254view

これは、先日我が家で体験した不思議なお話です。

まずはこのお話に出てくる人物の紹介からさせてください。

・我が家▷名前:鈴木(仮名)
     家族構成:夫婦世帯

・お隣さん▷小林(仮名)
      家族構成:夫婦+成人の子ども2人

・近所に住んでいるお年寄り▷名前:佐藤(仮名)
              家族構成:夫婦のみ

どの家も戸建てで、徒歩1分以内の位置にあります。

では、先日体験した不思議なお話をしていきますね。

日中は暖かいが、朝・晩は少し冷えだしてきた10月の出来事。

夜の7時過ぎに我が家のインターホンが鳴った。
モニターを見ると1人のおばあさんが立っていた。

我が家は基本的にアポなしでの訪問には居留守を使うため、今回もそうしようと声掛けはせず。
しかしおばあさんは一向に立ち去る様子がなく、モニターをよく見ると近所に住んでいるお年寄り夫婦のおばあさんに似ていたため、気になった私は数秒後にモニター越しで声をかけてみた。

私「はい」
おばあさん「あの、小林さんのお宅ですか?」
私「いえ、違います」
おばあさん「そうですか」
私「はい」

おばあさん「あら!本当だ!表札に鈴木って書いてありますね」
私「そうです」

そういって会話は終わり、おばあさんは立ち去って行った。

この近所に住んでいる小林さんはお隣だけだが、見知らぬ人に個人情報を教えるわけにはいかないため、私は小林さんの家をあえて教えなかった。
小林さんの家にも表札はあるので、きっとそっち側に行けばおばあさんも気が付くだろうという思いもあった。

近所に住んでいるお年寄り夫婦のおばあさんの顔と声に似ていたため、対応後もなぜか私は気になっていた。

対応をしてから3分程が経つも、おばあさんが小林さんの家に辿り着いた雰囲気を感じなかった。
というのも、我が家と小林さんの家は隣同士ではあるが玄関の向きが違い、10m程距離が離れているものの小林さんの家の玄関の向きが我が家のリビング側にあるため、誰かが訪問したり、インターホンが鳴ると我が家の窓が閉まっていても聞こえるから。

人の声等も何も聞こえず、心配になった私はインターホンのモニターを付けて周囲を確認してみた。

夜で暗いこともあり断定はできなかったが、近所に住んでいるお年寄りのおばあちゃんの背格好に似た影が我が家の近くで見えたので。
「もしかしてまだ小林さんの家を探しているのかな?」と思ったが、やはり個人情報を安易に教えるわけにはいかないため、私は泣く泣く見て見ぬふりをした。

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コメント(1)
  • ドッペルゲンガー・・・?
    ためはち

    2022/12/06/07:35

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