自宅での出来事

自身は九州出身の地方の生まれなのですが、中学生のとき住んでいた家で、たまに不思議な現象が起きていました。
当時住んでいた地域は、飛び降り自殺などが多く友人たちも基本的に家の中で出ることが多いエピソードを沢山話してくれました。

住んでいた家は賃貸で日当たりの悪い少し暗い家だったのですが、繫華街や中心街へ行くのにとても便利な場所で、水商売の方も住んでいたのか女装した男性なども住んでいたり、ヤクザの方が誤って訪問してきたり、母も夜遅くまで仕事をしていたので当時は一人で過ごすことが多かったのですが、様々な人間観察ができ遅くまで自由に出来るので、興味深いとても楽しい家だと思っておりました。

よく起きていた現象としては、別の部屋でドライヤーが付いたり、テレビが勝手についたりしていました。当時は面倒くさがりの反抗期真っ盛りだったため、特に気にも留めず電化製品が勝手についても消しておりました。また、母が夜遅く酔っぱらって帰ってきて自身へ抱き着いてくることがあったので、金縛りにあった際はよく母親がじゃれてきているのかと思い、よく当時は怒りながら金縛りを解こうとしてました。でも、実際は金縛りを思い返してみると母とは全く違う人物で髪の毛の長い人だったのです。(母の髪形はショート)上から押さえつけられるような感覚だったのを今でも覚えています。
今思うと怖いことがたくさん起こっていたのですが、当時の自分はいつも怒っていたのでとにかく自分の時間を邪魔されたことに腹を立てていました。また周りの友人たちはもっと怖い体験をしていたので、自分は普通なのだとちょっと変な錯覚まで起こしていました。

また、その賃貸は自身たちが引っ越してくる前には中学生の同級生の家族が同じ部屋に住んでいたのですが、同級生の弟が当時小学生のときベランダから落ちたそうです。(何故かは分かりません…、重症とかでも無く、ちゃんと生きています)
今は駐車場になったので、その賃貸ビルはもう無くなってしまったので住むことは出来なくなりました。

そこまで怖くないかもしれませんが、実際に体験したエピソードです。