心霊スポットに行った後、起きた異変

これは、本当にあった話です。

ある日、友達に誘われ遊んでいました。その日は買い物をしたりと普通の休日を楽しみ、夜になってテンションも上がり、心霊スポットに行こうという流れになりました。友達とは自分も含め5人で遊んでおり、車には前2人後ろ3人という並びで乗車しておりました。

そして、心霊スポットとなる山道に向かいました。5人とも霊感はなく、何もないだろうという半端な気持ちで山道に入っていきました。そして案の定、山頂に着き何もなく帰ろうとして、山を下っていると真っ赤なお地蔵さんが一つポツリとありました。それを見た5人は「怖いな」などと言いながら進むと、腰の曲がったおばあちゃんらしき人が真っ暗な山道に立っていました。それを見た5人は叫び速攻で山道を下りました。車内では、「え、見えたやんな？」や「ガチでやばいって」など恐怖に包まれていました。

とりあえず焦っていたこともあり、山を下った後近くにコンビニエンスストアがあったので、そこに寄ろうということになりました。
そして5人とも車内を出たのですが、ある友達が1人の友達を指差して、「その右肩どーしたん？」と言いました。
私たちもそれを聞きその子の右肩を見ると、右肩だけ異様に下がっていました。誰かに乗られているかのような。しかし右肩が下がっている友達は「なに？なんのこと？」と何もないように歩きだしました。右肩だけが下がった状態で。
そして、コンビニの扉の前に右肩が下がった友達が立った時、いきなりその友達は悲鳴混じりの叫び声を放ちました。僕たちも心配になり、友達に駆け寄り、「大丈夫か！」「いけるか！」などと声をかけました。その子が放った言葉は「右肩におばあちゃんがおる」。その場が凍りつきました。

後日、その5人で昼間お祓いにいきました。本当に行ってはいけないところに行ってしまったんだと、今もなお反省しております。その山道には近づかないことをお勧めします。