奇々怪々 お知らせ
           
  • 4/1 奇々怪々3月GPを決定し、殿堂入りを追加しました。
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心霊

子供たちの怪談集
短編 2021/02/19 16:16 1,348view
一、だーれだ

2000年 東京都 某所

小学生時代、岡田さんは静かな図書室で休み時間を過ごすのが好きだった。
その日も図書室で静かに読書をしていると

『だーれだ』

後ろから手で目隠しをされた。聞き覚えの無い声だったという。驚きながらも彼女は答える。

「うーん……誰かな、トモちゃん?」

すると目隠しをしていた手は岡田さんの顔からフッと離れた。
岡田さんが振り返るとそこには誰も居なかった。

二、跳び箱

1996年 和歌山県 某所

スポーツマンの前田さんには唯一苦手な競技がある。
小学6年生の時、彼は体育の授業で跳び箱を習っていた。
前田さんは跳び箱目掛けて一直線に走り出す。
勢いよく踏切版に飛び乗ろうかという時、彼は見てしまった。

跳び箱の隙間から沢山の目がこっちを見ている。
驚いた前田さんは体制を崩し、床に激突した。
それ以来、彼は跳び箱が苦手だ。

三、肝試し

1995年 東京都

小学校教師の石田さんが体験した話。
その日、学級レクの出し物の1つとして夜間の学校で肝試しが行われた。

生徒をグループ分けして、校内を一周する。所々、保護者や他の教師がお化けに扮して驚かす、だいたいこんな内容だった。

肝試しから帰ってくる生徒は皆青白い顔をしていた。中には泣いてしまう子もいた。
『怖すぎたかな。まだまだ子供だな』石田さんはそんな事を思っていた。
すると肝試しを終えた生徒たちが口々に妙な事を言う。
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記事編集(作者用) 作者プロフィール
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コメント(1)
  • 残穢の竹内結子の語り口を思い出しました。

    2021/02/19/18:53