ダムに立つ白いワンピースの女

紛れもない実話です。

私が中3時、福岡県の南畑ダムに年上の先輩達と10人ぐらいで車、バイクで夜中肝試し感覚で行った時の話です。

山道の上にダムがあり、そこに着いたらどうしてもトイレに行きたくなり真っ暗で怖かったのですが、我慢できなくなり入りました。

小さなトイレで薄気味悪いけど、急いで用を足し出たら、花が置いてありました。急に怖くなり皆の所に急いで戻りましたが、その時から全く意識がなく気が付いたら春日神社でお祓いを受けていました。翌日になっていました。

周りに後から聞いたのですが、急に倒れ、駆けつけると男の人、女の子、女の人と次々に声が変わり、助けてとか泣き叫んだりしていたそうです。

憑依されていたようで、ものすごい力でダムに飛び込もうとしたり男性の声で、お前たち！帰れ!!近寄るな‼︎と唸っていたそうです。

流石にダムに飛び込もうとしたら命がないと思ったようで先輩達がお腹を殴って意識を失わせ、車に入れて、神社に連れて行ったそうです。

その間はずっと私は夢を見ていました。

綺麗な真っ白なワンピースに多分赤ちゃんを抱いた女性がダムの向こう側からおいでおいでと呼ぶので、行きたい…いかなくては…と思ってダムに向かって歩いて行く夢です。

結局歩いても歩いても女性の元に行けずに、目が覚めたら春日神社の宮司さんから話かけられていました。

その際に黒い石を頂きました。

それからは何事もなく暮らしていますがあの時は本当に怖かったです。

遊び半分で行ってはいけない場所はたくさんあると思います。