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心霊

もとみんさんによる心霊にまつわる怖い話の投稿です

心霊スポットに行ってからの数日間に起こった実話
長編 2022/06/15 20:33 5,390view
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当時、18歳だった私は男子4人女子2人で
とある心霊スポットに行くことになりました。
その夏、色んな心霊スポットにでかけていたこともあり
あまり恐怖心はなく、その日もとても乗り気でした。

男子のうち2人が免許を持っていたので
3人ずつ車に乗り山奥の心霊スポットに向かいました。
山道をずっと走って車を止めたのですが、
その場所は街灯もない、とても暗い山の中。
建物は、何十年も前に廃墟となったホテルでした。

車を止めて数分歩かなければならない距離にある
廃墟まで歩いて向かい、6人でワイワイ言いながら

特にこれと言って問題もなく建物から出て、車までまた
6人で歩いていました。
その時、全く吹いていなかった風が急に吹き始め
それも強風と言えるレベルの風が吹き、辺りの木々の葉がものすごい勢いで散り始めました。
その突然の風に怖くなった私たちはみんなで走り、
急いで車に乗りました。
車の中では「あの風はなに?」「なんか怒らせたかな?」
など、あまりのいきなりの強風について話していました。

そして1時間半ほどで無事に帰宅したのですが、私は女子と2人暮らしだったため、自宅に帰ってからもどこか怖くて眠れずにいました。

とにかくテレビをつけておこうか、、
一緒に行ったもう1人の女子とひとつのベットに座り

何を見る訳でもなくてテレビをつけ、音を聞いていたような感じでした。
お互いに眠くなり始め、テレビの音を聴きながらウトウトしていたのですが、突然そのテレビが消え、一瞬のうちにまた電源が入り砂嵐が流れたのです。

急なザーっと言う音と灰色の画面に私も友人も大きな声で叫びながら布団の中に潜り込みました。
しばらくすると砂嵐は収まり、先程まで見ていた番組がまた、始まりました。
私たちはとにかく誰かに連絡をしようと机の上の携帯を
取り、先程まで一緒にいた男子2人に連絡をしました。

そして、すぐに来てくれると言うので2人で布団に潜り込み、なぜかわからないのですがベランダの窓をあけ
全ての電気をつけて待つことに。
テレビはまた、砂嵐になると思い電源を切っていました。
私たちは男子が来てくれるまでの間、心霊スポットに
行ったことについて話していました。

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