メリーさんの電話

あなたの街にも都市伝説というものがあると思いますが、特に小学校などで流行りますよね。
私の生まれ育った神奈川区横浜市では「メリーさんの電話」というかなり有名な都市伝説があります。
捨てた白いドレスの洋風の人形から何度も電話がかかってきて、その度に場所を報告してきます。

その度にどんどん近くに来て例えば最寄りの駅にいる、マンションなどに住んでいれば○○マンションの前にいるの、という具合に近づいてきて、最終的にはあなたのうしろにいるのと言って来ます。
そして、思わず振り返ってしまったら最後、命を取られるという怖い話です。

その元ネタと言ってはなんですが、横浜にはおしろいを塗った白いドレスのおばぁちゃんがメリーさんと呼ばれていました。
ちなみに彼女は地元でも有名な人で、好きだったアメリカ人の将校さんが国に帰り、その人が迎えに来るのを亡くなるまで待ち続けていたということです。
一説には、それが独り歩きをしすぎて大きくなり「メリーさんの電話」という都市伝説を作り出したといわれています。

こんなにも有名なメリーさんの電話ですが、自分の出身地から日本中に知られる都市伝説が生まれたかもしれないと考えると何だか不思議な気持ちになりました。