超巨大カエルを見た話

あれは小学校２年生の時でした。

その時は母親とおばさんとおじさんと一緒に家の近くにある大きな池のある公園に行きました。

おじさんは釣りが趣味で、そこではフナ釣りをしていました。

一緒に釣りをしていましたが、やはり小学生なので飽きてしまい、何か違うことをやろうと探していました。

ちょうど網を持ってきていたので、オニヤンマを捕まえようと探していました。すると大きなオニヤンマが近くを飛んでいたので捕まえようと追っかけて行きました。

結構大きな池なので、落ちないように気を付けながらオニヤンマを追っていました。

なかなか捕まえられず粘っていましたが、オニヤンマは池の方に飛んで行ってしまいました。

だいぶ粘ったので悔しく思い、ずっと目で追っていました。

すると池の真ん中まで飛んで行った時、オニヤンマがホバリングをした瞬間に池の中心が突然盛り上がり、中から超巨大なカエルが舌を伸ばしオニヤンマを食べてしまいました。

大きさは軽自動車ぐらいはありました。

本当にとんでもなく大きなカエルで、あの時は自分も食べられるのではないかと怖くなり池に近づけなくなりました。

そしてトンボを捕まえるのも怖くなりやめて戻ろうとしたところで母親に会いました。

1人で遠くに行くなと怒られましたが。そんなの耳に入らないくらい怖くなっていました。

大人になった今も忘れることができないです。

ちなみに釣りをするようになって、その池にもよく行くようになりましたが、釣れたり引っかかった瞬間など何か抵抗があると昔を思い出してしまい、なんとなくカエルじゃなきゃいいなと思ったりします。

ちなみに目撃者がいまして、当時保育園だった妹も一緒に見ていました。当時は見たと言っていましたが、今は完全に池に遊びに行った記憶すらないみたいです。