ことわざは本当になる

ことわざは、学校で勉強して誰しもが聞いたことがあると思います。

おじいちゃんやあばあちゃんと暮らしていた私は、何かあるとことわざのようになるから辞めなさい。といわれたこともありました。

子どもの頃は、昔のことを言っても、今の時代にあってない。と思っていました。

私が大人になり、就職をしました。仕事が忙しくなり、帰宅が遅くなる日々が続きました。

その日は先輩と一緒で「職場が火事とかでなくなったら、仕事もしなくて済むのかな。」と先輩がつぶやきました。

先輩も疲れているんだなと「そうですね。お疲れ様でした。」と言って帰りました。

そして、自宅に帰り眠りにつきました。

「起きてー！火事だ！」

自宅が放火されました。

その時はなんとも思っていなかったのですが、落ち着いてから前日話していたことだと気が付きました。

『口は災いのもと』とはこれのことなんだとおもいました。

そして、同棲をしていた頃に、彼が口笛を吹く時がありました。

「夜に口笛を吹くと、泥棒がくるって知らないの？」なんて笑って話していました。

そしたら、その夜、マンションの駐輪場に停めて置いた自転車が盗まれていました。

この時も、後になってから、昨日のことだ！と思いました。

全てが現実になるわけでもないし、気が付かないこともありますが、ことわざを甘くみてはいけないなと感じました。