コックリさんを失敗した末路

昔からコックリさんのやり方を間違えたり失敗すると呪われるというような話がありますが、私も小学生の頃、コックリさんで凄く恐い思いをしたことがあります。

みんなが帰った誰もいない教室で、友達３人残ってコックリさんをしていました。その途中で見回りに来た先生に見つかってしまい、怒られてその紙をビリビリに破られ帰宅させられたのです。

途中で強制的に終わらされてしまったので、私達は呪われるという恐怖で泣きそうでした。

帰る前に一人の友達がトイレに行きたいということでトイレに行かせてもらったのですが、トイレの入り口に置いてある大きなゴミ箱が突然カメラのフラッシュのようにピカッと光りました。気のせいだと思ったのですが、それをトイレに入ろうとした友達も見たようで、二人で叫んでトイレを飛び出し、その異変にもう一人の友達も一緒に叫んで学校を出ました。

ゴミ箱は絶対に光が当たるような場所には置いてないし、恐いと思いつつ、校門の前にある横断歩道で車がなくなるのを待っていたのですが、今度は友達一人がまるで突き飛ばされたように横断歩道に倒れて転んだのです。

あやうく車にひかれるところでしたが、そしてその友達が言うには、誰かに突き飛ばされたと。

確かに私にもそう見えたので、もう恐怖がピークで走って家まで帰るのですが、その際にもずっと耳元で川の流れるような音が聞えていて、ホント気持ち悪くて恐怖でした。

翌日、先生からはコックリさん禁止令が出され、突き飛ばされたと言った子はその日から一度も登校することはなく、一体どうなってしまったのか今でもわかりません…。