深夜の帰り道に見た数百人の行列

私が学生でアルバイトしていた時のお話です。

その日は深夜まで仕事になり、帰りが遅くなってしまいました。

当時学生で一人暮らししていたのですが、車での帰り道、信じられない光景を見てしまいました。

私が住んでいたアパートは住宅街にあり、深夜は人が歩いていることはありませんでした。

その日も普通に帰っていて、住宅街に入り、細い道を右に曲がった時です。

何百人もが行列を作って歩いているのです。

私はこんな夜中にこの人たちは何しているのだろうと思い、よく見てみると、皆、服装が一昔前の服装でした。3歳くらいの子供から老人までいました。

とにかく老若男女幅広い年代の人がまっすぐ前を向いて歩いており、私は怖くなりました。
そしてよく見てみると、目が白かったり赤かったり、瞳がなかったりの状態でした。

私は怖くなり早々に家に帰りましたが、家であれはなんだったろうと思って気になり、その行列の元に戻りました。
しかし、もうすでに誰もいなく、車で近所を探してみましたが、どこにも誰もいませんでした。

あの行列がこの数分間で遠くまで行けるわけはないと思い、あれは心霊現象か何かなのでは思いました。

近くにコンビニがあり、仲良くしているおばちゃんが働いていたので、そのおばちゃんに事情に話すと、この辺ではたまにそんなこと言う人いるのよねと笑いながら答えました。

私はとても怖くなり、あれは確実に心霊現象だったと思いました。

あれから15年ほど経ちますが、今でもたまに思い出します。