香川県・喝破道場での肝試し

今から20年もの前の話ですが若気の至りで心霊スポットで有名な香川県の喝破道場という施設後に肝試しに行った話です。

夜、友達3人と自分の家でゲームしていたのですが飽きてしまい季節も夏だったということもあり肝試しに行こうかという話になりました。

ドライブがてらに香川県まで行き喝破道場に行きました。
場所は山の頂上で夜景はキレイですが真っ暗です。

テンションも上がり心霊写真を撮ってみようという話になり自分が率先して写真をたくさん撮りました。

当時の携帯は写メなどなくコンビニで使い捨てカメラを買って撮りました。
入口、施設の中などたくさん撮りました。

風呂は集団自殺があった現場だったらしいのでさすがにやめました。

色々施設を回りました。確かに嫌な空気が漂ってましたが特に何もありませんでした。
友達の一人がもう帰ろうと言い出し帰る事にしました。

まあ何もなくよかったと思い車に乗り込みました。自分は一人後部座席に乗りました。
そしてその場を後にしようとしたその時でした。

「待て」と言う声が聞こえ自分だけ後ろを振り返りました。すると遠くの方に白い服を着た人らしきものが立っていました。

その瞬間自分はなぜか意識が飛びました。

その後、意識を取り戻した時はまだ帰り道でした。友達が自分に起きた異変を教えてくれましたが背筋が凍りつきました。

なんと自分があきらかに自分の声ではない声で「戻れ、戻れ」と叫び続けていたらしいのです。

明らかに取り憑かれたことがわかってしまいました。

自分の中ではその間はまるで寝ていて夢を見てるような感覚でした。

それから帰り道は特に異変がなくホッとしたのも束の間、後日内臓系の大病を患いました。

写真も現像したのですが心霊写真がたくさん写っていました。

そしてその中の1枚は自分の見た白い服を着た白い人らしきものでした。